こんにちは!推しと話したい韓国語のみえこです。
みなさん、仕事や学校の通勤・通学時間はどんな風に過ごしていますか?
なんとなくYouTubeやSNSを見て過ごしがちな時間ですが、実は語学学習にぴったりのすきま時間なんです。

片道30分の通勤・通学時間でも、1日1時間の勉強ができます。限られた時間なので集中力が続きやすく、習慣化しやすい勉強時間のひとつです!
そんな通勤・通学時間を使った韓国語の勉強法を、韓国語レベル初級・中級・上級にわけてご紹介します。今回はハングル検定1〜2級、TOPIK6級レベルの上級者向け記事です。
混雑した電車やバスの中でもできる、私が実践している方法のみをご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います!
通勤時間の韓国語勉強法①ネイティブのYoutubeを見る
韓国語上級の方は、ネイティブの自然な言葉にどんどん触れていくのがおすすめです!
私も中級を勉強していた頃までは日本語+韓国語の動画をよく見ていましたが、上級の勉強に入ってからは韓国語だけの動画を見るようにしています。

自分の好きなジャンルの動画を選んで何度もくり返し見ると、1回目で聞き取れなかった言葉が聞き取れる発見が楽しいのでおすすめです◎
そして動画を選ぶ時は、必ずスクリプト(韓国語字幕)が用意されているものを選ぶようにしています。
②スクリプトを見ながら語彙に集中して視聴する(2回目)
③時間があればシャドーイングなどもあわせて行う(3回目以降)
という感じで視聴すると、しっかりとYouTubeも勉強になります!
ちなみに私は本や美容が好きなので、さまざまな本を紹介してくれるチャンネルや皮膚科医の方が肌ケアについてお話ししているチャンネルをよく見ています。


もっと難しい語彙を学びたい!という方は、KBSなどのニュースチャンネルを視聴するのもおすすめです。
短い動画もあるので、何度もくり返し見るにはちょうどいいと思います◎

通勤時間の韓国語勉強法②単語帳から単語を覚える
私が通勤時間で一番行っている勉強法はこちらです!

家で単語を覚える・復習するのがすごく辛いので、通勤時間で「1日⚪︎個!」と決めて毎日コツコツ覚えるようにしています。
通勤時間の度に1日20個の単語を学習すると、年間で4000語以上を覚えられるってすごいことですよね。
韓国語上級の方におすすめの単語帳は以下の2つです。
TOPIK受験の方は「韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800 」
「キクタン上級」はハン検2級に特化した単語帳となっています。
ハン検1〜2級は語彙の出題範囲が決まっていませんが、過去の問題傾向から出題されやすい語彙がまとめられた単語帳が「キクタン上級」です。
四字熟語や寛容句も収録されているので、まんべんなくハン検2級の対策ができます。ネイティブの会話で耳にする表現も多いので、ハン検を目的としていない上級者の方にもおすすめの単語帳です◎
この「キクタン上級」については実際に使って感じたことをまとめた記事を上げているので、気になる方は以下のリンクから見ていただければと思います。

ハン検1級を受験予定の方は「トウミ上級」がおすすめです。私が24年2月から毎日持ち歩いて復習している一冊です!
トウミは初級・中級の記事でもご紹介しましたが、上級のボリュームはとんでもないです。でも、ここまで韓国語を頑張ってきた方ならきっと「できる!」と思える量だと思います◎
ハン検1級を対象とした単語帳は本当に少ないので、受験する方は必然的にこれを選ぶことになるような気がします。

ボリュームが大きいからこそ、日々の通勤時間で地道に進めていく!というのが私には合っていました。さまざまな表現に出会えるきっかけになり、本当に買って良かったです。
そんなトウミ上級の使い方は以下の記事でお話ししました。ぜひリンクからご覧ください!

「韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800 」はTOPIK上級問題で頻出の単語が800語収録された単語帳です。
収録された単語を使った長文がたっぷり書かれているので、読解の練習にもなるのがおすすめポイント。ただの単語帳ではなく、TOPIK読解対策にも適したテキストです。

少し残念なのは音声の視聴ができないことですが、それを加味しても買う価値ありの単語帳だと思います。
TOPIK受験目的でなくても、「少し難しめの韓国語の文章を読めるようになりたい」という方にもぴったりの単語帳です。
通勤時間の韓国語勉強法③ネイティブの配信ラジオを聴く
「YouTubeのように映像のあるものを見るのは疲れる」「歩きながら・運転しながらリスニングしたい」という方にはラジオがおすすめです。

私も仕事の退勤後で画面を見るのは疲れる…という時に電車に揺られながらぼーっとラジオを聞いています。
中級編の記事(リンクにする)でご紹介したような韓国語学習者向けラジオも良いですが、ステップアップしてネイティブ向けの配信を聞くのも良いのではないでしょうか。
私はBTOBのミニョクさんのラジオがとっても好きなので、ミニョクさんがDJを卒業した後もくり返し聴いています◎

ラジオは楽しくリスニング力を上げられるので、個人的にとってもおすすめのすきま学習です。ぜひご自身の好みに合った声やラジオテーマを探してみてください!
通勤時間の韓国語勉強法④好きなジャンルの韓国語読書
もともと読書が好きな方は、韓国語書籍を読んでみるのもおすすめの学習法です。
読書のなかで自然に語彙を学べますし、今まで学んだ表現の使い方を具体的に理解するきっかけにもなります。韓国語を読むスピードが上がるので、読解試験の対策にも良いです◎

私は年に3〜4冊しか読書をしない人間だったのですが、韓国語書籍の読書をきっかけに本が大好きになりました。今は日本・韓国問わず色々な本を読んでいます。
韓国語書籍を選ぶ時のポイントは、難しすぎない内容であること。そして自分が楽しめるジャンルの本を選ぶこと。
やはり日本語の本を読むのとは集中力の使い方が全然違います。しっかり疲れますし読むにも時間がかかるので、途中で投げ出さずに楽しく読み続けられそうな本を探すようにしています。
・日本語訳でも出版されている書籍(翻訳を見ることができる)
・旅行ガイドやレシピなど読みやすいもの などなど…
「ハングルパーク」のような韓国語書籍販売サイトもありますし、
【韓国語書籍】死にたいけどトッポッキは食べたい -1 韓国語原著
「ミルリの書斎」という、韓国語書籍読み放題のサブスクアプリもあります。
店舗でしっかりと書籍を選びたい方は神保町にある「チェッコリ」さんもおすすめです!
こういった場所で自分に合った本を探すのは、韓国語学習者であればワクワクするはず。実際に韓国旅行に行って本屋巡りをするのもとっても楽しいです。

はじめは読むことに大変さを感じますが、読み終えた時の達成感をぜひみなさんにも感じてほしいなと思います。
ミルリの書斎は使い方やレビューをまとめた記事を上げています!ぜひご覧ください◎

通勤時間の韓国語勉強法⑤韓国語の文章づくりの練習
初級・中級と頑張って勉強を継続していても、会話力への悩みは尽きないですよね。

知っている語彙や文法が増えるからこそ「使いこなせていない」「まだまだ上手く話せない」と自信がなくなっていく方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを克服したいときは通勤時間を使って「会話力」「作文力」を鍛えましょう!
テキストだと「口を鍛える韓国語作文-語尾習得メソッド」がおすすめです。
こちらのテキストは初級〜上級まで販売されているので、これまでの勉強の復習をレベル別に行うことができます。
上級レベルの文法を使った韓国語作文の練習ができるテキストで、全部で600の短文が収録されています。
ひとつの文法につき10個の作文をする構成になっているので、短時間の通勤・通学でも取り入れやすいテキストです◎

上級といっても難易度はやさしめなので、TOPIK5〜6級の方であれば問題なく使えるテキストです。
また、チャットGPTを使った会話・作文練習もすきま時間に取り入れやすい勉強法です。
私達が書いた韓国語の文章を添削してくれたり、ネイティブさながらのチャット相手になってくれたり…と使い方はさまざま。
→「韓国語で簡単な会話をしてみよう」と頼む
・翻訳と添削をお願いする
→「この日本語を韓国語に訳して」と頼む
「この韓国語の文章は自然?」とチェックしてもらう
・韓国の文化や習慣について学ぶ
→「韓国の敬語の使い方を教えて」と質問
「韓国の食文化について教えて」と聞く
・基本フレーズを練習する
→「日常会話でよく使う韓国語のフレーズを教えて」と聞く などなど…
ちょっとした時間でもスマホさえあれば韓国語の会話練習ができるので、私も重宝しています。

韓国語を勉強したいけど友人を作る・人と話すのは苦手、という方もチャットGPT相手であれば気兼ねなく会話できるのでぜひ活用してみてください!
まとめ
今回は、通勤・通学時間を使った韓国語の勉強法の上級編をお話ししました。
私も今はここで紹介した方法で勉強しているのですが、どれも楽しく学べるので通勤時間を好きになれました。

気分転換で色々な方法を使いながら勉強していくのも良いですし、1ヶ月ごとに1つを集中して頑張る!と言うのも楽しいと思います。
このブログを見てくださっている皆様と、今後もお互いに韓国語の勉強を頑張っていけたら嬉しいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!