おすすめ教材韓国語中・上級

’読む・聞く・書く’を全部鍛えるなら、この1冊!「韓国語上級への道」レビュー

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おすすめ教材

こんにちは。推しと話したい韓国語のみえこです!

先月からハングル検定1級の受験に向けて対策をスタートしたのですが、今使っているテキストがとっても良いので今回はこちらをご紹介したいと思います!

そのテキストは、前田正彦先生の「韓国語上級への道」です。

こんな方におすすめ!
TOPIK6級合格者、ハン検2級合格者のネクストステップに
ある程度韓国語はわかるようになったし時間も受けた。もっと成長したいけど、ここから何をしていいのかわからない…という方に

最近はあまりテキストで韓国語を勉強しなくなっていたのですが、久しぶりにわくわくするテキストに出会えたな〜と感じています◎

今回はこちらのテキストを使いながら私が感じた魅力をお話しますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

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「韓国語上級への道」ってどんなテキスト?

著者 前田真彦
出版社 白帝社
金額 2530円
ページ数 200P
難易度 韓国語中級〜上級(TOPIK6級・ハン検2級)

前田真彦先生はさまざまな有名韓国語書籍の著書なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。私も「韓国語発音クリニック」や「韓国語の発音変化完全マスター」など、韓国語初級を学んでいた頃にとってもお世話になりました。

そんな前田先生の著作の中では、「韓国語上級への道」は少し難易度が高めのテキストです。

韓国語初級〜中級のテキストは数多く出版されていますが、上級テキストはぐんと種類が減ります。

そのためテキスト好きな私が楽しめるものが減ってきたなぁ…と少し寂しい気持ちだったのですが、このテキストに出会えてまた「韓国語学習が楽しい!!もっとやりたーーい!」と思えるようになりました!

それでは、ここからは肝心のテキストの中身についてお話ししていきます。

 

テキスト1章1章の中身が濃い

「韓国語上級への道」には中級から上級へのレベルアップのためのトレーニングが12章分収録されています。

1章を1週間で仕上げるとして、最短12週で終えることができるテキストとのこと。

テキストの中身を知るまでは(1章に1週間も必要かな?)と思っていたのですが、いざ使ってみると1章1章の内容の濃さで納得しました。

各章には、読解/韓⇆日翻訳/短作文/語彙/ニュースディクテーションがぎゅっと詰め込まれています。1日で解くことはできても、完璧にすることは難しいと思います。

これを丁寧に数日かけて学べばかなり実力がつきそうですし、何より学びのバランスがいい!各章で읽기・듣기・쓰기全て練習できるので、自分の苦手なところも成長するきっかけになると思います◎

 

絶妙に難しく、解けそうで解けない中上級問題が豊富

出題される単語が文法が「中上級だと知っている、でも使う機会が少ない」絶妙な難易度です。

日常生活でよく使わない表現は定着しにくいので、いくら覚えてもいつの間にか曖昧な記憶に…ということが多々ありました。特に試験のために覚えた単語はそうなりがちです。

そんな記憶の端っこに寄せられた表現たちを呼び起こしてくれるのが、こちらのテキスト。

そういえばこんな単語もあったな。こんな使い方だったんだ…といった発見がたくさんあります。

ハン検準2級〜2級学習者のレベルであれば、目新しい表現が出てくるというより、これまでの復習になると思います◎

 

 

日⇄韓翻訳で語彙力を鍛えられる

各章に日本語から韓国語へ、韓国語から日本語への翻訳問題が必ずあります。

ここでも韓国語中上級者が‘完璧には解けない、でも惜しいところまで推測できる’レベルの丁度良い文章が出題されます。

初級の頃はテキストを使ってさまざまな文章を作る機会がありましたが、ステップアップするうちにそんな機会も減っていました。

頭の中で自分の解釈でぼんやり訳すのではなく、その文章の雰囲気に合った訳し方を探すことができてとっても楽しいです◎

また、ハン検1級受験予定の方は翻訳問題の練習にもなります。問題数がそこまで多くないので、翻訳練習に取りかかるファーストステップにおすすめだと思います。

 

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「韓国語上級への道」私なりの使い方

日本語⇆韓国語翻訳はすべての文章で行う

「韓国語上級への道」の各章には日本語・韓国語それぞれの長文があり、その一部を訳しなさいという問題が出るのですが、私は長文全てを訳すようにしています。

長すぎる文章ではないので負担ではないのと、せっかくならこのテキストから全て吸収したい!という思いです。答案に長文全体の解答が記載されているので、答え合わせもできます◎

とはいえ、全部は頑張れない…という日もあります(笑)そんな時は指定された部分のみ訳して、後々全体の翻訳に取り掛かるようにしています!

韓国語→日本語に訳す時はスマホに(日本語を書く時間がもったいない)
日本語→韓国語に訳す時はノートに手書き(表現を正しく書けるか確認したい)

という感じで一度取り組んだ後は答え合わせをしながら添削、復習の際は音読で行うことが多いです。

 

長文の音読を何度もくり返す

各章の冒頭にある(どっちか確認!)長文は付属のダウンロード音声を聴けるので、こちらと同じイントネーション・流れを意識しながら繰り返し読む練習をしています。

5年以上韓国語を勉強してきましたが、初級〜中級の学習以降めっきり音読をしなくなっていたな、と気付きました。

目ですらすら追える文章でも、いざ読むとつっかえてしまったり発音の流れをつかめないことが度々あります。読むことで印象に残る表現を覚えるきっかけにもなり、とても勉強になっています!

音読をする際は、何分かかったのかをタイマーで計測したり、録音しておくと緊張感があり集中力を保てるのでおすすめです◎

 

まとめ

今回は、韓国語中上級者におすすめのテキスト「韓国語上級への道」を使ってみての感想をお話ししました。

私のように「やっぱりテキストでの勉強が好き」という方は、ぜひぜひ手に取って欲しい1冊です。できる韓国語シリーズがお好きだった方にもおすすめです〜!

今後もよいテキストを見つけましたら、ブログで紹介していきますのでご覧くださいませ!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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