こんにちは、推しと話したい韓国語のみえこです。
少し遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます!
2024年も韓国語に興味をもつたくさんの方々にこのブログを見ていただけたら嬉しいです。今年もどうぞよろしくお願いいたします!
1年のスタートは今年したいことを探したり、目標を見つけたりする方が多いのではないでしょうか。
気持ちをリセットして色々なことをはじめるのにぴったりなタイミングですよね。
私も韓国語の勉強をはじめた翌年の2021年以降は、年の初めに語学学習の1年計画を立てるのが恒例となりました。
でも計画を立てるのってなんか苦手で…どんな風につくるのかもわからないし、計画通りに動けないのが想像つくよ
こんな風に計画が苦手な方も多くいらっしゃると思います。
しかし、計画を立てておくと語学学習にはメリットがいっぱい!!
モチベーションの維持や目標の成功率を上げるのにも必ず役立ちますので、「今年は韓国語・他の語学を頑張りたい」と思っている方はぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
計画が苦手な方のためにどんな手順で計画を立てるのかを、私の実際の2024年の目標を例にしながら進めていくので、(自分ならどんな目標にするかな?)と想像しながら、もしくは紙とペンを用意しながら!見てみてくださいね。
どうして語学の勉強に学習計画が大切なの?
計画ってなんだか面倒くさい…どうせ計画通りに動けないし…
と思っているそこのあなた!!計画どおりに動けなくてもいいんです。語学学習において計画を立てるというだけで、以下の3つのメリットがあります。
・自分の勉強のペースを掴めるようになる
・勉強に対するモチベーションが上がる
これは全て実行できるか否かは置いといて、丁寧に計画を立てるだけで得られるメリットなんです。
日々するべきことが明確になる
例えばある人が’今年韓国語の勉強をはじめて、年内に韓国語初級をマスターしたいな’と思っていたとします。
ここで掘り下げずに日々思いついた方法で勉強をしていくのと、「じゃあ韓国語初級をマスターするにはどんな風に勉強すればいいのかな?」ということ事前に考えておくのでは勉強の進み方に大きな差が出てくるはず。
この目標に向けて計画を立てるには
・どんなコンテンツを使って勉強するのが良いか
・いつまでにどれくらい進めていれば年内に初級をマスターできるのか
これらを事前に知っておく必要があります。そのためには実際に韓国語を勉強している人の学習過程を知ったり、自分が勉強に使える時間を把握しておく必要がありますよね。
具体的に想像するほど、1年の間でやるべきことが見えてきます。それらを自分の勉強しやすいペースに当てはめて計画を立てれば、きっとゴールが見えてきます!
私の場合、おおまかな1年の目標を決める→そのためにするべきことを調べる→逆算して毎月どんなことをすればいいか具体的に考える→ここから日々の勉強のゴールを決める、という流れで計画を立てます。
詳しくは「韓国語の学習計画の作り方」の章でお話ししますね。
自分の勉強のペースを掴めるようになる
1年の計画を立て、その通りに勉強を進めていくと(想像していたよりやる事が多くてハイペースすぎたな…)と感じたり、逆に(ひと月にやる事をもっと詰め込んでも大丈夫そうだな)と感じたり、実際に自分がストレスなく勉強を進められるペースを知ることができます。
学生さんなら部活があってなかなか勉強を進められないという方もいれば、バイトや部活があまり忙しくないぶん勉強に時間を使える方もいるはず。社会人の方も育児中の方も、本当に人それぞれですよね。
例えば私の場合、残業の少ない会社で働く独身なので時間はある方だと思います。
しかし性格的にあまりにもストイックな計画を立てると勉強を楽しめなくなるので、「テキストは1日1章」「単語は1日20個」などゆるいペースで進めることがほとんど。
そのかわり日々コツコツと続けることには負担を感じないので、毎日必ず同じ量の勉強をするようにしています。
同じテキストを進めるとしても、私のようなタイプとストイックなタイプだとペースが全然違うかもしれませんよね。本当に人それぞれのやり方があって、どれも間違いなんてないと思います。大事なのは学んだ内容をどれだけ吸収できたのか、です。
なのでまずはイメージで計画を立ててみて、実際にやってみたらどうだったのか?を振り返って計画を立て直す。これをくり返していくと、自分なりの勉強ペースが必ず見つかります。そのペースを大切にして勉強を進めていきましょう!
勉強に対するモチベーションが上がる
計画を立てることで、「どんな風に勉強を進めれば良いのか」というこれからの道順が見えてきますよね。
その道順がわかると(私にもできる気がする…!)と思えるので、一気にモチベーションが上がります。
なんだかワクワクしてきて、やらなきゃというよりもやりたいという気持ちが浮かんでくる方も多いはず。
そんなモチベーションが上がった時こそ、勉強のはじめどきです。ここで計画を立てて終わってしまうと、せっかく上がったモチベーションが下がってしまうので、ぜひ冷めないうちに立てた計画どおりの勉強をしてみましょう!
韓国語の学習計画のつくり方
現在の韓国語のレベル・去年やったことを書き出す
まずは、今の自分の場所を確認します。現在地がわからずにゴールを見つけても、行き方がわからないですよね。
韓国語を勉強したことがない方は「まったくわからない」で大丈夫です!
これまで勉強してきた方は、現時点でどんなことができるのか?去年はどんな勉強をしたのか?などを詳しく振り返ってみましょう。
試験の結果や覚えた単語・使ったテキストだけじゃなく、具体的に今どんなことに不安があるのか・これは少しできるようになった!というようなことも書いてみてくださいね。
・ハン検2級の勉強をスタート
・キクタン上級1120語の暗記
・できる韓国語の文法を使った例文づくり
・ラジオでのリスニング学習
・オヌルド韓国語自己テスト中級で韓国語作文
・だひチャンネルの内容を理解&ノートまとめ
・週1回のオンラインレッスン
・日々の韓国語日記を続ける
△会話はある程度できるものの、同じ文法や単語に頼りがち
△早めにお話する方の言葉が聞き取れない時がまだまだある
△若干自分の発音のクセがついてきてしまった
今年使いたい教材や勉強方法を書き出す
現在地の確認が終わったら、次はこれからやりたいことをイメージします。まずは使いたい教材ややってみたい勉強法を思いつくだけ書いてみましょう!
韓国語の勉強をしたことがない方は、韓国語習得にはどんな勉強法が効果的でどんな教材が良さそうなのかを調べてみてください。
Youtubeやブログなどにさまざまな韓国語学習者の情報がつまっています!ぜひ当ブログも見ていってくださいね。
これまで韓国語を勉強していた方は、去年は使えなかったけど実は気になっていた教材(テキスト・レッスン社など)や、これから試してみたい勉強法(発音の強化・パダスギ・ドラマを使った勉強など)を書いてみてください!
・じんす先生の動画を全て見る
・「ハングル検定2級合格をめざして」の内容を完璧にする
・トウミ上級の単語学習をはじめる
・日記を継続する
・今知っている文法で自分の生活に置き換えたフレーズづくりをしていく
・フレーズ集を使って頻出表現を学ぶ
・接客で使える韓国語を学ぶ
来年韓国語でできるようになりたいこと・具体的な目標を考える
使ってみたい教材や勉強法を考えた後は、具体的な今年の目標を考えます。
韓国語を勉強したことがない方は韓国語を使ってどんなことができるようになりたいか?を考えてみましょう!
例えば「推しの話す言葉を理解できるようになりたい」のなら、基礎固めをしてからリスニング特化に勉強が必要ですよね。初心者のリスニングにはどんな勉強が良さそうなのかを探してみてください◎
これまで韓国語を勉強していた方は韓国語試験を受けている方であれば何級をめざすのか、今の韓国語レベルからどんな風に上達してどんなことが出来るようになりたいのかを想像してみてください!
・ハン検2級合格(6月)
・韓国語字幕が完全になくても聞き取れるリスニング力をつける
・ネイティブと話す機会を増やして会話で使える表現を増やす
・試験にとらわれすぎず、自分が使える韓国語表現を中心に勉強する
目標のために必要な勉強内容・勉強時間を考える
先ほど考えた目標を達成するために、必要な勉強内容や勉強時間を考えます。
感覚的な部分になってくるので、韓国語をまだ勉強していない方には少し難しいかもしれません。
私の個人的なイメージだと、韓国語初級の勉強は1日1時間×半年ほどの時間があれば、ゆっくりペースで無理なくマスターできるかと思います。
勉強にもう少し時間を使える、もしくは語学学習のコツを掴んでいるという方なら半年は必要ないかもしれませんが、はじめて語学を学びます!という方は無理ない計画を立てて挫折しないことが第一だと実体験から感じました。ぜひ参考にしてみてください。
これまで韓国語を勉強していた方であれば、目標に対してどんな勉強が必要か・どれくらい時間が必要かはなんとなくわかるのではないでしょうか。
先ほど考えた「これから使いたい教材や勉強法」も織り交ぜながら、ざっくりと今年のスケジュールを決めてみましょう!
・4〜6月:ハン検2級の過去問をくり返す
・7〜9月:TOPIK点数UPに向けて作文中心の対策
・週に1度、ドラマや映画などの韓国の映像作品を必ず見る日をつくる
・言語交換アプリ(マウム、ハロートークなど)を日々活用する
↑で考えた勉強内容や時間を月間で割り振ってみる
先ほど考えた今年の勉強内容を月ごとに割り振っていきます。12ヶ月分すべて細かく決めると疲れてしまう…という方は、3カ月ごとでも良いと思います◎
この1年をどう勉強に使っていくかを、より具体的にする最後の作業です。ここまで出来上がれば、今年の学習計画はバッチリです!
最後全体に目を通し、書き漏れたことはないか・自分にできそうなスケジュールかを確認しましょう。
完成した学習計画は定期的に見直しつつ、この計画をもとに日々どんな勉強をするのかを考えるのも大切です。書いて満足、ではなくしっかりと活かしていけば年末スッキリとした気持ちで迎えられます◎
また、日々の勉強スケジュール管理にはスタディプランナーがおすすめです。
スタディプランナーは、日々の勉強を管理する専用の手帳です。1週間分のスケジュールが管理できるタイプや、毎日細かく書けるタイプなどさまざま。
私はいろは出版のリングノートタイプを使っています。以下でおすすめのものをいくつかご紹介しますので、気になる方はチェックしてみてください!
・1週間ごとに勉強スケジュールを管理したい方に
・1日1日の勉強スケジュールを管理したい方に
・かわいいデザインのスタディプランナーを使いたい方に
韓国語の学習計画を立てる時のポイント
ぎゅうぎゅうに計画つめこまない
計画を立てるぞー!!と意気込んでいる時は、どうしてもシビアな目標を立てがちです。
3ヶ月で韓国語をマスターする!半年で韓国語能力試験6級に合格する!など…
ご自身の生活スタイルからそれができるようであればシビアな目標でももちろん構いません。また、学校や就職の関係でいつまでに必ずこのレベルにならなければいけないという方もいらっしゃると思います。
そういった方以外で韓国語を頑張りたいと思っている方は、自分の性格的に無理なく達成できる計画にしましょう。
まだ勉強をしたことがないという方は毎日じゃなくても大丈夫ですし、私のように韓国語以外の勉強も並行して行っている方は偏りなく勉強を進められるペースを想像してみてください。
ぎゅうぎゅうの計画は挫折の近道になってしまうことがあります。
ゆるやかな計画を立てて「思ってたより早く終わっちゃった!」となる分には、時間ができるだけなのでむしろラッキーです◎
全てその通りにできなくても落ち込まない!
いくら計画を立てても、全てその通りにするのはなかなか難しいです。
唐突の引越しがあったり、部署移動で疲れてしまって思ったように時間をつくれなかったり…予想だにしてないことは誰にでもありますよね。
なので、計画どおりにいかなくても「そんなこともあるよね」と考えすぎないようにするのが大切です。
もちろん計画どおりに進められれば最高ですが、学習計画は達成するためにあるものではないと思っています。
学習計画を通して今後の勉強を見通していく力や、自身の勉強のペース知ることができれば、それだけでもとっても大きな力になります。
計画を立てるときは丁寧に、それを元に行動するときは前向きに実行していってくださいね。
学習計画に沿って楽しく韓国語を学ぼう
今回は、語学び学習計画の立て方についてお話ししました!
私が毎年やっている方法で細かくご紹介してみたのですが、いかがだったでしょうか。
何度もお伝えしましたが、私は計画を立てたとて計画通りにいかなくても良いと思っています。しっかりと勉強する内容をイメージして、そのイメージどおりに動けるよう精一杯頑張れば学習計画は成功です。
これからの韓国語学習を頑張る第一歩に、ぜひ学習計画を取り入れてみてもらえると嬉しいです!
それではまた次の記事でお会いしましょう!