大好きな韓国ドラマや推しているアイドルの動画を見た時、韓国旅行に行った時…
「韓国語ができればなぁ。」と思ったことはありませんか?
しかし実際に勉強を始めようとすると、色々な壁にぶつかります。
・仕事や学校がある中で、勉強が思うように出来ない
・どれくらい勉強すればできるようになるのかわからない 等…
私も韓国語はじめたての頃は疑問ばかりで、「実際に勉強してる人ってどうやって続けてるの…?」といつも思っていました。
そんな悩める韓国語学習者さんへ向けて、今回は私の2年半の韓国語勉強の流れをお話します!
・できるようになるまでの過程を知りたい
・独学で韓国語を勉強した人の経験談を聞きたい
韓国語をはじめる前の私は、語学勉強経験ゼロ・韓国語を話せる友人もゼロです。
そんな私でも韓国語の勉強を通して、アイドルやドラマを何倍も楽しめるようになりました。
あまり時間がとれない方も、自分に合った勉強の順番や方法を見つけることで韓国語は必ず上達するので一緒にがんばりましょう!
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私の韓国語レベルと今までの学習の流れ
まずはこの記事を書くmiecoが、この2年半で韓国語をどれだけ出来るようになったのか簡潔にまとめます。
・韓国語を字幕なしでも理解できる
(韓国ニュースで取り上げられる政治や専門的な内容は、まだまだ勉強が必要!)
・日常会話で困ることなく、自分の考えを韓国語で伝えられる
勉強を続けたことで、推しのVliveやYoutubeを字幕なしで楽しめるようになったのが何より嬉しいです。
そんな私の2年半の学習の流れはざっくりとこんな感じです。
では、この今までの学習の流れを一つずつ詳しくお話していきたいと思います。ぜひ最後までご覧下さい♪
1ヶ月〜7ヶ月目 韓国語初級
1ヶ月目 全くの初心者。韓国語の文字”ハングル”を覚える
まずは文字を覚えなきゃ始まらない!と思い、”안녕하세요” ”한국” ”일본”のような文字の仕組みを勉強しました。
私が使った教材は「1時間でハングルが読めるようになる本」。ハングル入門書として大人気の1冊です!
ハングルを覚えるのは、まず第一の関門。ここでつまづくと韓国語に苦手意識が出てしまいます。私はこの本で勉強をはじめたからこそ、楽しく続けられたと思う程の感謝の1冊です…!
2ヶ月目 ハングルの”発音”と”初級文法の前半”をYoutubeで学ぶ
私が韓国語学習の中で「早めにやっておいて良かった…」と特に感じるのが、この”発音”です。
韓国語の発音学習は避けて通れない道です。苦手意識をもつ前にやっておくのがおすすめです◎
学生時代、英語の授業で文法や単語は分かるのに、英語の発音に自信がないから人前で話すのが苦手だった…なんて人も多いはず。韓国語では苦手意識を早めになくしましょう!
最初のうちに発音のルールを知っておくと、その後文法や単語の勉強をしながら発音練習ができます。発音がわかると韓国語を声に出すのが楽しくなってきます♩
私が使った教材はYoutubeチャンネル「seemile」の発音編・基礎文法編。
少し古めの動画ですが、すっごくわかりやすい!動画が長すぎず、20分程で勉強できます。
この動画の先生は日本語で優しくゆっくり説明してくれるので、授業のスピードについていけない…なんてことも無し。これが無料で見れるなんて本当にありがたい…
私は先生の動画を見ながらノートに内容をまとめました。「ノートはとらない派なんだけどなぁ」という方も、ハングルに慣れる為に最初はたくさん書くことをおすすめします!
3ヶ月目 文法と並行して初級単語の暗記を始める
9月からやっている初級文法を進めながら、単語の勉強もスタート。
「継続して頑張れそう!と思うまでお金をかけず勉強する」がモットーだった私。文法につづき単語も無料のコンテンツを探しました(笑)
そこで見つけた素晴らしいサイト「トリリンガルのトミ韓国語講座」運営者のトミさんが、初級単語1671語を無料公開して下さっているんです…!!!
私はこのPDFファイルを印刷して、1日20個ずつコツコツ暗記。本当に頻出する単語ばかりで、単語帳を買わずに勉強を進められました。
4ヶ月目 「できる韓国語初級」を買って”初級文法の後半”を学ぶ
勉強を始めて4ヶ月目、ついに韓国語学習書を買いました。
選んだ教材は「できる韓国語 初級Ⅱ」初級Ⅰの内容は全てYoutubeで終わっていたのでⅡからのスタートです。
この教材はレベルに合った長文・練習問題が充実しています。「これひとつで大丈夫」と思える安心感が好きです◎
しかし、本だけで理解ができているか不安だった私は無料の動画レッスンも併用しました。
このサイトでは「できる韓国語」の教科書に合わせた文法解説動画を無料で公開しています。(中級以降は有料)
ワンポイントレッスンと言いつつ、中身はすごく充実した文法解説動画です。
できる韓国語のテキストと、この文法解説動画だけでも初級文法はかなり分かるようになりました。
7ヶ月目 ついに韓国語資格へ!ハングル検定4級・5級の勉強をはじめる
初級文法・初級単語の学習を終えて、韓国語資格の勉強へ。
「ハングル能力検定試験」の4級・5級を併願で受けることにして、参考書と問題集を各級1冊ずつ購入しました。
私が使った参考書は「はじめてのハングル能力検定試験」
問題集は「ハングル能力検定試験実践問題集」
どちらも解説や頻出内容がしっかりと網羅されていて良い教材です。
良い教材のおかげで、ハングル検定5級は満点で合格しました!勉強法を以下の記事でお話しています。
\ハングル検定4級合格勉強法はこちらから/
8ヶ月目〜1年10ヶ月 韓国語中級
8ヶ月目 中級前半の文法・中級単語を学ぶ
初級の内容はおおよそ理解できたので、8ヶ月目から中級の勉強がスタートしました。
文法の学習は「できる韓国語 中級Ⅰ」
単語の学習には「トリリンガルのトミ韓国語講座の中級単語2662語のPDF」を使用。初級につづき、このPDFを印刷して1日20個覚えました。
中級文法の学習では、色々なYoutube動画を参考にしました。おすすめのYoutuberさんが沢山いるので後日ご紹介します。
中級に入ると「あれ、前もこんな表現の文法なかった?」「この意味の単語何個あるの…!?」みたいな事が一気に増えて混乱しました。そのニュアンスの違いを理解するのに苦戦した記憶があります。
10ヶ月目 ハングル検定受験。もう一つの韓国語資格TOPIKの勉強を始める
ハングル検定4・5級が終わったので、次はTOPIKという韓国語試験の準備をスタート。
TOPIKは”初級者向け”と”中・上級者向け”で試験が別なので、初級者向けに申し込みました。
この試験のために行った勉強はたった一つ。「韓国語能力試験TOPIKⅠ初級 完全対策」を何回もくり返し解きました。
\TOPIKでおすすめの対策レッスンはこちら/
\TOPIK1・2級勉強法の記事はこちら/
そしてチャットアプリを通してはじめてネイティブの友人ができたのもこの時でした。
ある程度の韓国語基礎がわかった段階で気軽に話せるネイティブの友人をつくると、頭に浮かんだ考えを韓国語にする練習ができるのでオススメです!
1年目 TOPIKⅠ受験、中級後半の文法を学ぶ
TOPIKを終えてから「できる韓国語中級Ⅱ」を買って中級後半の勉強をスタート。
この当時は他の資格の勉強を始め、これまでよりも韓国語の勉強時間が少なくなりました。それでも2日に1回は必ず新しい文法を覚えて、毎日少しの時間でもいいから韓国語に触れるように!と意識していました。
1年5ヶ月目 中級の文法・単語を終えて、ラジオやYoutubeでの勉強に。
「できる韓国語中級Ⅰ・Ⅱ」「中級単語2662語」が終わり、次は何の勉強をしよう?と立ち止まった時期です。
というのも、できる韓国語シリーズは上級がありません。新しく上級の参考書を探して買う事も考えましたが、いったん中級までの内容を復習しつつリスニング力をつけたい!と思いラジオを聞くようになりました。
私がよく使っていたのは、アプリstand.fmの「だひラジオ」です。
1年6ヶ月目〜1年10ヶ月は他の勉強に費やす時間が多く、韓国語学習はスキマ時間を活用。
テキスを使って新しい文法を学んで…というより、今まで学んだ内容の整理の期間です。
Youtubeチャンネル「オヌルド韓国語」の”会話で絶対使える韓国語表現”もよく使っていました。
実際の会話でよく使われるフレーズが1000個以上紹介されています。通勤時・朝支度の間に動画を再生して声に出しながら覚えていました。
あまり韓国語の勉強に時間をかけられない時期でしたが、そのおかげでスキマ時間学習の大切さを実感。初級〜中級までに学んだことをゆっくり復習できてよかったです。
1年11ヶ月〜現在 韓国語中上級の勉強へ
1年11ヶ月目 TOPIK Ⅱの勉強をはじめる
ついに韓国語へたっぷり時間を使えるようになりました!
タイミング良くTOPIKの試験があったので中・上級者向けのTOPIKⅡを選択。新しく文法や単語を覚える事はせずに、過去問と作文の勉強を中心に行いました。
過去問は「トリリンガルのトミ韓国語講座」というサイトで無料公開されているので、印刷して何度もくり返し解きました。
作文は2冊参考書を購入したのですが、すごく良かったのが「한국어능력시험 HOTTOPIKⅡ 쓰기」という本です。
頻出する単語・傾向・練習問題など…実際の試験で使えることが凝縮された1冊でした。
日本語訳はありませんが、中級まで学習した方なら難なく読める内容です!
追記:この時受験したTOPIKで6級に合格しました!TOPIKに関する記事もいくつかUPしておりますので、ぜひご覧ください。
2年6ヶ月〜 言語交換アプリを始める
韓国語にできるだけ触れる環境作りのために、言語交換アプリを使うようになりました。私がよく使っているのは「MAUM」というアプリです。
韓国のネイティブの方と通話・チャットができるアプリで、TOPIKなどの試験にはでてこない実際の会話で使う表現や流行語が知れるのが良いなと感じています。
言語交換アプリは他にもいくつかありますが、MAUMは比較的に治安がいいのと、一期一会で即通話ができるので、その気軽さが好きです!
私はある程度話せるようになってから使い始めましたが、日本語がわかる韓国の方も多いので韓国語がわからない初心者の方も楽しく勉強するきっかけになります。
↓ ↓ ↓
2年7ヶ月〜 ハングル検定準2級の勉強をはじめる
私はハン検3級をとばして、準2級を受験しました!
4級・5級の時よりもグッと難易度が上がったので、対策用テキストの数も増やしました。
問題集は4・5級でも使った「ハングル能力検定試験実践問題集」シリーズを。
ことわざや慣用表現の出題対策に1冊
まとめ
今回は私の”今までの韓国語学習の流れ”についてお話しました!
私は正直、韓国語の勉強を始めるまで「どうせ続かないだろうな」「今さら語学なんて理解できるようになるわけがないし…」と思っていました。
それでも勇気を出して始めたことで、今までよりももっと韓国エンタメや韓国を楽しめるようになりました。
今ではアイドルを見ることと同じくらい、韓国語の勉強が大好きです。
とりあえず一歩、とりあえずハングル一文字でもいいから”韓国語に触れてみよう”と思う気持ちで勉強をはじめる方が少しでも増えると嬉しいです…!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!