こんにちは!推しと話したい韓国語のみえこです。
今回は、ハン検準2級の勉強法についてお話します!
私は2023年6月、ハン検準2級を受験し合格しました。のちほど詳しくお話しますが、3級をとばしての受験でした!
独学のみでの学習で一発合格できた方法や教材について、私なりの方法をまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください◎
ハングル能力検定試験とは
ハングル能力検定協会が主催する、韓国語のレベルを問う試験です。この試験は”ハン検”と呼ばれており、日本のみで行われています。
5級(初級者)〜1級(上級)+オンラインで受けられる入門級の試験が用意されています。
ハングル能力検定試験の日程
ハングル能力検定試験は6月・11月の年2回行われます。
その月の第一日曜日が試験日となるので、カレンダーで確認してみてくださいね!
ハン検準2級の申込方法・金額
申込はハングル能力検定協会の公式HPから可能です!⬇︎
ユーザー登録をして、登録後のマイページから申込を行えば完了!ハングル検定準2級の検定料は6300円です。
試験はオンラインでは受けられないので、お近くの会場を探して下さい◎
ハン検準2級のレベル
公式サイトによると、準2級のレベルはこちら。↓
60分授業を240~300回受講した程度。日常的な場面で使われる韓国・朝鮮語に加え、より幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。
- 様々な相手や状況に応じて表現を選択し、適切にコミュニケーションを図ることができる。
- 内容が比較的平易なものであれば、ニュースや新聞記事も含め、長い文やまとまりを持った文章を大体理解でき、また日常生活で多く接する簡単な広告などについてもその情報を把握することができる。
- 頻繁に用いられる単語や文型については基本的にマスターしており、数多くの慣用句に加えて、比較的容易なことわざや四字熟語などについても理解し、使用することができる。
引用:ハングル能力検定協会 https://hangul.or.jp/siken-top/level/
韓国語の中級レベルを総合的にできるようになった方向けの試験です◎
私がハン検準2級に合格するまで
私は韓国語の勉強をはじめてから2年10ヶ月でハン検準2級を受験・合格しました!
試験対策をスタートしたのは、受験の3ヶ月前です。
準2級受験当時の韓国語レベルはというと
・ハン検は3級をとっていないので4級まで
・韓国語上級の文法を勉強中
・ニュースは難しい内容だと聞き取り読解ともに苦手で、それ以外の音声はほぼ聞き取れる
という感じでした。
TOPIK6級に合格した後の受験ではありましたが、ハン検はハン検ならではの難しさがあるので、対策していなければ合格できていたか怪しいなぁと思います。
ハン検3級とのレベルの差はどれくらい?
私は3級も受ける予定だったのですが日程が合わず、3級をとばして準2級を受験しました。ですが3級のテキストをちゃっかり揃えていたので、3級の問題は完璧に解ける!とわかってから準2級の受験に。
問題集を解きながら感じた3級と準2級のレベルの差は、完全に語彙量でした。
リスニングはそこまで難易度に差がない印象でしたが、出てくる語彙(単語も慣用句もことわざも)のボリュームが全然違います…!
3ヶ月間の試験対策期間は、ひたすら語彙を覚えて問題を解いてをくり返していたなぁという記憶です。
実際に使ったおすすめのハン検準2級対策テスト
ハン検準2級の対策には4冊のテキストを使用しました!
どれも以下の記事で少しご紹介しているのですが
この時は使いはじめだったので、実際に使い終えて合格しての感想をお話したいと思います◎
ハングル能力検定試験対策問題集準2級(聞き取り)
たっぷりのリスニング問題に加えて、ハン検準2級に出題される語彙や文法がリストになってまとめられている問題集です。
私はハン検5級〜準2級まで、この問題集を使い続けました。2級以降は出版がないので買えませんでしたが、もし出版されていれば迷わず買ったはず…!
圧倒的な問題量で実力をぐんぐん伸ばしていけるので、信頼しているテキストです。
ただ、こちらの「聞き取り編」は付属の音声がCDROMになっているのがいまいちでして…これからこのテキストを買う方は電子書籍バージョンを買うのが断然おすすめです!!
ハングル能力検定試験対策問題集準2級(読解)
先ほど紹介した聞き取り対策テキストの読解版です。これは本っっ当に何度もくり返しました…!!
とにかく分厚くてスタートする時はドキドキしてしまうのですが、これでしっかり対策すれば合格間違いなしの安心感。
たくさんの問題を解くことで試験の形式に慣れていきますし、それぞれの語彙がどんな風に使われるのかがイメージしやすくなります。
テキストのボリュームがすごいとやる気をなくしてしまう…という方には向かないかもしれませんが、とにかく問題を解いて慣れたい方には絶対に推したいテキストです◎
ハングル能力検定試験過去問題集準2級
ハン検4級、5級の受験では過去問を買わなかったのですが、準2級で初めて購入してみました。
過去の試験問題が2回分、そして細かい解説付きの解答が載っています。
試験対策を進める前に自分のレベルを確認するために買ったのですが、結果買ってよかったです!
もちろん問題集にも模擬試験はついていますが、あくまでも模擬なので…実際に出題された問題を試すという意味では、1冊あってもいいと思います◎
個人的には準2級までは過去問以外の対策テキストも多く出版されているので、2冊以上の過去問は必要ないと思い、1冊のみにしました。
リアルな韓国語は、ことわざ慣用表現から学ぶ
こちらは慣用句・ことわざを少しでも楽に覚えたい…と思い購入しました(笑)
コンパクトな本ですが、たくさんの表現がユニークなイラスト付きで紹介されていて面白いです。
すっごく良い本なのですが、残念ながら今は重版未定とのこと…電子書籍も発売していません。
Amazonで価格が変更されての販売はありますが
かなり高くなってしまうので、それならハン検2級以降の受験もみこして他のテキストにしてもいいかなと思います。
慣用句やことわざを学べる韓国語テキストは以下にリンクを貼っておきます◎
・実用韓国語 慣用句・ことわざ辞典
・使ってみよう! 韓国語の慣用句・ことわざ・四字熟語
ハン検準2級におすすめの勉強法
ハン検準2級に合格するには、以下のステップがおすすめです。
②ハン検準2級の過去問を解いてレベルを確認する
③試験範囲の語彙を覚える
④問題集をくり返し1冊解き続ける
ハン検準2級はそれほど難しい文法が出題されなかった記憶があります。韓国語中級文法までをしっかり理解していれば文法で困ることはありません◎
まず私は「できる韓国語中級Ⅰ・Ⅱ」で中級文法を学習しました。
その後はハン検準2級の過去問を1冊用意して、「今の自分で何点とれるのか?」を確認しました。
思ったより点数が低くても危機感をもって試験対策をスタートできますし、高ければ苦手な部分に焦点を合わせて効率よく対策できます◎
そしてハン検準2級試験範囲の語彙をひたすら覚えながら、問題集を解いていきました。
語彙は全て「ハングル能力検定試験対策問題集準2級(読解)」の単語集から知らない単語をピックアップして覚えました。
この時はノートに一つずつ書いて覚えていたのですが、今だったら確実に「ワードホリック」という単語帳アプリで覚えるなぁ〜と思います。
ワードホリックはほんっっっとうに便利なので、ご存知ない方・気になっていたけど使っていない方はぜひチェックしてみてください…!
\ワードホリックの使い方はこちらから/
問題集は5周ほどくり返しました!特に苦手な設問はもう少し勉強したかもしれません。
問題集を解く時は、正解以外の選択肢もしっかり見るのがおすすめです。「なぜこれが不正解なのか?」を考えながらそれぞれの意味も理解しておくことで更に問題集を有効的に使えます◎
ハン検準2級の合格に必要な勉強時間は?
公式HPによるとハン検準2級のレベルは「60分授業を240〜300回受講した程度」とのこと。
もし300回だとしても、毎日1時間勉強をしていれば約1年でハン検準2級のレベルになれるということになります。
もちろんそういう方もいるとは思うのですが、私自身は独学スタートから2年10ヶ月でハン検準2級に合格しました。
私のように仕事をしながら勉強したい、もしくは学生さんで他にもやることが多くある方は、2年位のゆとりをもったペースで合格を目指すのが現実的かな、と個人的には思います◎
ゆとりを持つことで暗記・詰め込みになりすぎず、しっかりと知識を頭に入れられる試験対策になります!
ハングル検定能力試験準2級に挑戦しよう!
今回はハン検準2級の勉強方法についてお話しました!
ハン検準2級は、韓国語中級の勉強を終えた方が合格を目指す試験なのかなと思います。
私のように独学のみの方でも、しっかりと対策すれば必ず合格できる試験です。ぜひこの記事を読んで合格した後は、合格したよ〜!と教えてください✨
私も今はハン検1級をめざして勉強しておりますので、ぜひ一緒に頑張りましょうね。
それではまた次の記事でお会いしましょう!