こんにちは!推しと話したい韓国語のみえこです。
韓国語を勉強中のみなさん、「ハン検学習ツール」というものをご存知でしょうか。
スマホからハングル検定5級〜1級の問題が解けるツールなのですが、私はその存在を知りつつ(有料だしとりあえずいいかな…使った方のレビューも少ないし。)と思い、今年の2月まで使っていませんでした。
ですが2月ついにハン検2級の対策に本腰を上げ、試せるものは試しておこう!と決め「ハン検学習ツール」を利用してみました。
ハン検の勉強をしていて学習ツールを使っていない方には、ぜひ見ていただきたい記事となっています。利用者として率直なレビューをまとめたので、最後までご覧くださいませ!
「ハン検学習ツール」って?
ハン検学習ツールの概要
ハン検学習ツールは、ハングル能力検定協会が提供するオンライン有料学習コンテンツです。
このコンテンツでは過去5年分のハン検の試験で出題された問題を解くことができます。過去問や問題集を持っていない方も、すぐに試験勉強をはじめることができます◎
どんどんお伝えしたいのですがハングル検定のオンライン学習ツールは過去5年分の過去問題が500円で勉強できてしまう素敵なサービスです!
聞きとり筆記別や問題別にも学べるのでレベルアップにも最適なんです!!
ぜひご活用ください!!!!#ハングル検定 #韓国語 #朝鮮語 #韓国語勉強 #オンライン https://t.co/XxGl2RnuUo— 「ハングル」能力検定試験【公式】🌐第61回試験6月2日(日) (@hangul_kentei) March 5, 2024
問題も豊富で、利用方法もとっても簡単。そして驚くべきがそのお値段です。
ハン検学習ツールの料金
このハン検学習ツール、なんと30日間500円で利用できます!!(月額利用も年利用も、システム利用料で+200円ほどかかります)
ハン検の問題集や過去問が平均1冊2000円以上であることを考えると、1ヶ月間500円はお得ですよね。
もちろん過去問や問題集にも良いところはありますが、‘ひたすら問題を解く’という面ではハン検学習ツールが一番良いのではないかと思います。
ハン検学習ツールの使い方
ハン検学習ツールはハン検の公式HPから購入できます。
ハン検の公式HPで新規ユーザー登録し(すでに受験したことのある方はログインから)
勉強したいハン検級を選択、支払い方法を選べばすぐに購入できます◎
購入後はハン検HPにログインして
上の’模擬試験&ハン検学習ツール’をクリック。
それこれ購入した級の「受講する」ボタンをクリックすれば使えるようになります!
私が感じた「ハン検学習ツール」の良いところ
問題数がかなり多め
(5年分の問題があるといっても5年分全ての問題があるわけじゃないだろうし、結構問題数が少ないんだろうな)と使う前は思っていたのですが、本当に過去5年分の問題がたっぷりあります!
私は今ハン検2級合格をめざしていて過去問を4冊持っていますが、その4冊分ほとんどの学習ツールに問題が収録されていました。
問題の量をこなせるので自信がつきますし、出題頻度の高い韓国語表現が何なのかにも気付けます。自分のペースでたくさん問題を解きたい人にはすごくおすすめです◎
問題の形式別に練習できる
ハン検では語彙問題・文法問題・長文問題などさまざまな形式の問題が出題されるのですが、ハン検学習ツールでは、それらを分野別に解く機能もあります。
こんな感じで分野ごとにクリックできるようになっていて、1分野10問で区切られています。5〜10分あればできるので、すきま時間の勉強にぴったりです!
そして1つの分野をくり返し解くことで、自分はどの分野が苦手なのかがわかるようになってきます。苦手に気付けば、日々の対策にも役立ちますよね。
私はこの分野別に解く機能を一番使っていて、知らない問題が出なくなるまで同じ形式の問題をくり返し解いています。
模擬試験を受けられる(点数が自動で記録される)
ハン検学習ツールでは、実際の試験同様のかたちで模擬試験をうけることも可能です!
模擬試験を受けると点数と受験日が自動で記録されるので、点数が日々どんな風に変化していくかをチェックできるのも良いですよね。
ただ、リスニングの音声のスピード感(一つ一つの問題の間の秒数)は本番の試験と違うので注意が必要です。本番の試験のように次の問題の先読みもできないので、少し本番とは感覚が違うかもしれません。
私が感じた「ハン検学習ツール」の△なところ
学習ツールと過去問テキストの使い分けが難しい
これは学習ツールの△ポイントというよりも、学習ツール+過去問の組み合わせに対してなのですが…
先にハン検学習ツールをスタートしてから過去問テキストを買うと、初見問題のみの試験を受けるというのが難しくなってしまいます。いくつかは見たことがある問題のあるテストになります。
そうなると本番の試験同様に時間を測って過去問を解いても、知ってる問題があったから点数がとれた‘のか’本当に実力があるのか‘がわかりにくいです。
知ってる問題がある、と思うと緊張感も薄れてしまいます(私の場合)。それだと過去問テキスト本来の良さが発揮されにくいですよね。
そのため個人的なおすすめは、受験する級に合わせて必要なものを揃える順番を考えることです。
ハン検5級〜準2級は過去問テキストがなくても合格しやすい難易度なので、この学習ツール+その級に応じた解説豊富な対策テキストのみでじゅうぶんかと思います。
対策テキストにも模擬試験が入っていることがほとんどなので、その模擬試験を利用して時間を測れば本番さながらの練習ができます。学習ツールがあれば過去問は購入せずとも合格できそうです。
ですが1〜2級の上級になると、半年以上など勉強の期間が長くなる方が多いかと思います。
合格率も一気に下がるぶん、緊張感をもって本当の実力をはかれるタイミングを定期的に用意しておいた方が点数の推移もわかりやすいので、過去問テキストが必須になってきます。
そのため金銭的に厳しくなければ過去問テキストをいくつか用意して本番さながらの状態で解いた後、これまでの復習として試験までの1〜2ヶ月学習ツールを使うのがよいかな、と個人的に感じています。
問題ひとつひとつへの解説は少なめ
基本的に、「問題を解く→解答が出る」というシンプルなツールなので’どうしてこれが正解なのか、この表現はどんな意味があるのか、他の選択肢はどうして間違いなのか?’などの説明がありません。
これらは過去問や問題集テキストだと丁寧に書かれていることが多いです。ひとつずつ納得して進めたい方は、学習ツール以外にも対策テキストを用意しておくのがおすすめです◎
リスニングのスピードは調整できない
先ほどもちらっとお話ししましたが、ハン検の本来の試験ではリスニング問題ひとつひとつの間に数十秒間の間があります。その時間で問題を解いたり、次も問題の先読みをするので、とっても大切な数十秒ですよね。
ハン検学習ツールではその数秒の間は再現されていないので、本番さながらの時間感覚で解くことはできません。
ただ、500円でこれだけたくさんの問題を解けるだけでじゅうぶんにありがたいので、ここまで求めるのはわがままですね。本番さながらで解きたい時は過去問テキストを使うようにしています!
こんな時にハン検学習ツールを使うのがおすすめ
自宅以外でも手軽にハン検の勉強がしたい
出先で少し時間があったり、通勤時間・休憩時間などのちょっとしたタイミングで問題を解けるのがとっても便利です。
かさばってしまうテキストを持ち歩かなくていいので、私も外出先で使うことが多いです◎
そして寝っ転がりながらも勉強できるのが、ありがたい…!寝る前の30分集中、と決めてひたすら問題を解く時もあります。ちょっとした時間にハン検対策したい時は本当におすすめです。
ハン検は受けないけど自分の韓国語レベルを知りたい
韓国語試験は興味ないけど、韓国語を勉強するのが好き!という方もいらっしゃるかと思います。そういった方だと自分の実力がどのあたりなのか実感しづらいと感じることもあるのではないでしょうか。
そんな自分の韓国語レベルを知りたい方にも学習ツールをおすすめしたいです◎
テキストよりもかっちりした勉強にならずゲーム感覚で問題を解けるので負担が軽く、1000円以下ならお試ししやすいかと思います。
受験までにできるだけ多くの問題を解きたい
ハン検学習ツールは問題数が本当に豊富ですし、予想問題ではなく実際に出題された問題なので頻出傾向が掴みやすいです。
ハン検は過去に出題された問題と似た問題が出題されることが多々あります。特に初〜中級の試験を受けていた時はこれを感じました。
とにかく試験までにたくさんの問題に触れたい!!という方こそ、このツールが最強の武器になります。ぜひ活用してみてください◎
まとめ
今回は、ハン検学習ツールのレビューをまとめました。個人的には完全にお値段以上の価値あり、今後のハン検受験でも必ず利用するツールとなりそうです。
使った方の生の声がネット上に少なかったので、今回のレビューがハン検受験者さんのお役に立てれば幸いです◎
それではまた次の記事でお会いしましょう!!