こんにちは!推しと話したい韓国語のみえこです。
韓国語学習者のみなさま、読書はお好きですか?
勉強を進めて中級、上級レベルになると「韓国語の本を読んでみたいな」と思う方も多いのではないでしょうか。
私も中級を勉強しはじめた頃から韓国語で本が読みたいとずっと思っていましたが、自分に合う本をどう探せばいいかわからないな…と思っていました。

とりあえず買ってみたベストセラーはピンと来なくて途中で読むのを諦めてしまい、「私には読書は向いてないのかも」と感じたことも。
それでも色々な方法を試し、韓国語学習5年目にしてようやく自分の読んでみたい韓国語書籍の探し方がわかってきました!
今回は、そんな自分にあった韓国語書籍の探し方についてお話ししたいと思います。
私のように韓国語で読書をしたいけどはじめの一歩が進まない…という方に向けて、自分にぴったりの韓国語書籍の見つけ方や具体的な方法をお話ししますのでぜひ最後までご覧ください!
自分にぴったりの韓国語書籍の探し方5選
日本語翻訳されている本から探す
「まだ韓国語で本を読み切れるか自信がない」という方におすすめなのが、’日本語翻訳版が出版されている韓国語書籍を選ぶこと’です!
韓国語書籍の中には、日本語で翻訳されて出版されている書籍がたくさんあります。
もし韓国語でわからない部分があっても、日本語翻訳版を買っておけば書かれている内容がわかるので「読めないから集中できない」という状態になりません。

まずは日本語訳版を読んで、その後に韓国語の原書を読むのも初心者の方にはおすすめです。
ただ、日本語版・韓国語版どちらも揃えるとコストがかかってしまいますよね。
少しでも価格を抑えたい方は、韓国語書籍の読み放題アプリ「밀리의 서재(ミルリの書斎)」を利用するがおすすめです◎
②上↑で探した本が、밀리의 서재(ミルリの書斎)にあるかチェックする
③ 밀리의 서재(ミルリの書斎)に韓国語原書があれば、①の本を購入する
④まずは日本語版から読んでみる
⑤ 本の内容を理解した後、밀리의 서재(ミルリの書斎)で韓国語版を読む
밀리의 서재(ミルリの書斎)は月額1000円ほどなので、原書を紙で購入するよりもかなり安く済みます◎(しかも読み放題なので、他の書籍も読めます。)
2025年春時点で밀리의 서재(ミルリの書斎)で読み放題、かつ日本語版が出版されている人気書籍を下にいくつかまとめておきます!
・번역에 설고 죽고(翻訳に生きて死んで)著者:クォンナミ
・혼자여서 좋은 직업(ひとりだから楽しい仕事)著者:クォンナミ
・괜찮지 않은데 괜찮은 척했다(大丈夫じゃないのに大丈夫なフリをした)著者:クルベウ
・사는게 뭐라고(役に立たない日々)著者・佐野洋子

「コストはかかってもいいから韓国語原書を紙で楽しみたい!」という方には、日本で韓国語書籍を購入できるところを後ほどご紹介しますのでぜひ覗いてみてください!
自分の趣味・好きなことに関する本を探す
なにか趣味や好きなことがある方は、それに関する本を探すのもとってもおすすめです。
例えば語学学習が好きなら「언어 공부 책 추천」と検索して言語を勉強している人の本を探したり、化粧品が好きなら「미용 책」「화장품 책」などと検索してみてください。
そうするとさまざまな本のレビューや大型書店のサイトが出てきます。
そこで気になる本を見つけておけば、いざ韓国の書店に行って本を買う時もすぐに欲しい本が浮かびますし、ただ検索しているだけでも自分の読みたい本がどんなものなのかイメージできるようになっていくと思います◎

私は気になる本をスクショして、スマホのアルバムに入れておきます。韓国旅行で本屋さんに行った時はこのスクショを参考に本を買うようにしています!
(ただのスクショですが、こんな感じ。旅行で大活躍しています!)
韓国の読書好きな方のレビューを見る
気になる本のレビューをのぞいてみると、その本の内容を深掘りできます。
「本の名前 리뷰」で調べるとYoutubeやブログ記事などさまざまなレビューが出てくるので、それを参考にするようにしています。インスタのハッシュタグで調べるのもおすすめです!

YouTubeだと何冊かを一気に紹介している動画も多いので、思いがけず気になる本に出会えることも。後ほどおすすめのYouTubeチャンネルや検索ツールもご紹介しますね。
こういったレビューの文章を読んだり、Youtubeのレビュー動画の韓国語を聞くことも学習に繋がります。
「気になることを韓国語で調べる」ということを意識していると、いつの間にか韓国語を読む・聞くスピードがどんどん上がっていったように感じるので、ぜひ意識してみてほしいです◎
実際に韓国語書籍を販売している書店で手に取ってみる
実際に本屋で手に取ってビビッときたものを選ぶ、というのも楽しいです。
韓国旅行のついでに教保文庫やヨンプン文庫に寄って探すのも良いですし、日本で韓国語書籍を販売している書店に足を運ぶのも良いのではないでしょうか。

私は東京神保町の韓国語書籍書店「チェッコリ」さんでビビッときた本を購入して、そこから韓国語読書に一気にハマりました。
この日チェッコリさんに足を運んでなければ、今も読書を好きになれていないかもしれません。すごく良いきっかけになったので、お近くに住んでいる方はぜひ立ち寄ってみてください。
気に入ったシリーズ・読みやすい著者の他の本も読んでみる
もし1冊韓国語書籍を楽しめたら、その本に関連する他の本を探してみてほしいです。

例えば同じ著者の他の本、同じシリーズの他の本、その本をおすすめしている方が読んでいる他の本などを探すのがおすすめです!
無理なく読み進められたということは、その本の雰囲気や文体が自分に合っているのだと思います。そして、それに近い本を探すことで自分の好みを少しずつ把握できるようになります。
ちなみに私はクォンナミさんという方のエッセイがとっても読みやすかったので、クォンナミさんの著書をいくつか購入して読み進めています。

やはりどれも面白く、すべての本に繋がる部分もありとっても楽しめています!エッセイは今までまったく関心がなかったのですが、クォンナミさんの本がきっかけでよく読むジャンルになりました。
個人的に推している韓国語エッセイシリーズ「아무튼 시리즈(アムトゥンシリーズ)」もどれも面白いなと感じます。以下の記事で詳しくお話ししていますので、気になる方はご覧ください◎

韓国語書籍を探す際に私が使っているツールをご紹介
ここからは私が韓国語書籍探しでよく使うツール(サイトやアプリ)をご紹介します!
使いやすそうなものがあれば、ぜひのぞいてみてください。
YouTuberの書籍購入・レビュー動画
ジャンル問わずいろいろな本を知りたい時は、本を紹介するYoutubeチャンネルを参考にしています。
特によく見ているのは「アキノート」「Gratti 그래티」というチャンネルです。
アキノートではご本人のおすすめ書籍はもちろん、ご自身で運営しているコミュニティのメンバーが読んだ本についても紹介されています。
思いがけず気になる本に出会える機会になっているので、毎動画欠かさずチェックしています。ジャンル問わずさまざまな韓国の本を知りたい方におすすめのチャンネルです。
Gratti 그래티では、チャンネル運営の方が読んだ本のレビュー動画がほとんどです。
ただのレビュー動画ではなく、ご自身の経験や感じたことを交えながら本について詳しくお話しされるので、その本の魅力がぐっと引き立つ動画ばかりです。ご紹介されている本は全て欲しくなってしまいます。
語り口調が優しく穏やかな声なのでラジオ感覚でゆったり聞けるのもおすすめポイントです。
韓国大型書店のレビュー欄・気になる本の関連書籍
教保文庫、YES24などのサイトで書籍を検索すると、多くのレビューが出てきます。
例えば私が最近読んだエッセイ「혼자여서 좋은 직업」なら、
こういった本のページの下にレビューが掲載されています。
そしてページの下部には関連書籍も表示されます。似た雰囲気の本を見つけたい時はここを参考にすることも。
(関連書籍の新刊)
(関連書籍のベストセラー)

知らない本に出会えるきっかけになるので、ぜひこちらも覗いてみてください◎
ネイバーブログやブランチの書籍レビュー
Googleで「(調べたい本の名前) レビュー ブログ韓国語」と検索すると、本好きの方がレビュー記事をあげていることも。
NAVERや브런치스토리に上がっているレビュー記事が多い印象です。

そういったレビュー記事をあげているブロガーの方の、その他のレビュー記事を見てみるのもとっても楽しいです。
ブログをあげている方の文章・本に対する感想が読んでいて心地よければ、その方がレビューしている他の本もぴったり合うかもしれません。
NAVERも브런치스토리も、ブラウザ・アプリ両方で利用可能です。気になる方は下の方からチェックしてみてください◎
韓国語で読書を楽しもう
今回は韓国語書籍の探し方についてお話ししました!
本の選び方って、なかなか難しいですよね。はじめは読書をしたい気持ちがあっても、自分が何を読みたいのかがわからない…という方がほとんどだと思います。

私も2年前までまさにその状態でしたが、今は読みたい本はたくさんあるのに時間が足りない!と思えるようになりました。
本の探し方・読み方がわかってくれば韓国語での読書はとっても楽しい勉強法になります!少しずつ、必ず自分に合ったものを見つけられるようになるので諦めずにチャレンジしてみて欲しいです。
上で紹介した方法は韓国語書籍はもちろん、日本の本を探す時にも使える方法なので、今後読書を始めたい方はぜひ参考にしていただければ嬉しいです!
それではまた次の記事でお会いしましょう!