こんにちは!推しと話したい韓国語のみえこです。
以前、ハングル検定5級の勉強法に関する記事を上げました。
今回はステップアップして、ハングル検定4級の勉強法についてお話します◎
私は韓国語の勉強をスタートして10ヶ月で、ハングル検定4級を受験しました。(4級・5級併願での受験です)
4級は韓国語の勉強をはじめたての方でも、遠くない未来で合格できる試験だと思います。私なりの勉強法をぎゅぎゅっと詰め込みましたので、ぜひこの記事を参考にしていただけたら嬉しいです!
ハングル能力検定試験とは
ハングル能力検定協会が主催する、韓国語のレベルを問う試験です。この試験は”ハン検”と呼ばれており、日本のみで行われています。
2022年まで5級(初級者)〜1級(上級)までの試験でしたが、オンラインで受けられる入門試験もスタートしました。
ハングル検定の日程
ハングル能力検定試験は6月・11月の年2回行われます。
その月の第一日曜日が試験日となるので、カレンダーで確認してみてくださいね。
ハングル検定の申込方法・金額
申込はハングル能力検定協会の公式HPから可能です!⬇︎
ユーザー登録をして、登録後のマイページから申込を行えば完了!ハングル検定4級の検定料は4200円です。
試験はオンラインでは受けられないので、お近くの会場を探して下さいね。
ハングル能力検定試験4級のレベル
公式サイトによると、4級のレベルはこちら。↓
60分授業を80回受講した程度。基礎的な韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
・比較的使用頻度の高い約1,070語の単語や文型からなる文を理解することができる。
・決まり文句を用いて様々な場面であいさつやあいづち、質問ができ、事実を伝え合うことができる。また、レストランでの注文や簡単な買い物をする際の依頼や簡単な誘いなどを行うことができる。
・簡単な日記や手紙、メールなどの短い文を読み、何について述べられたものなのかをつかむことができる。
・自分で辞書を引き、頻繁に用いられる単語の組み合わせ(連語)についても一定の知識を持ちあわせている。引用:ハングル能力検定協会 https://hangul.or.jp/siken-top/level/
【聞取40点・筆記60点】の合計100点となっており、60点以上で合格となります。
私がハングル検定4級に合格するまで
私は韓国語の勉強を始めてから10ヶ月でハングル検定4・5級の試験を同時に受けました!
その時の韓国語レベルは、というと
・韓国語初級の単語を学習し終えている(1700語程)
・ネイティブと簡単な会話(自己紹介や毎日の出来事など)はできるものの、ゆっくり話してもらう必要あり
という感じでした。
試験の結果は画像のとおり、聞き取り36点・筆記56点の合計92点。
受験した感想としては、初級の学習を終えていれば難なく合格できる試験という印象でした。
5級に比べると覚えなければいけない単語数は2倍+慣用句も出題範囲は増えますが、基礎知識があれば独学でも全く問題ありません◎
私は仕事後の時間を使って勉強をしていました。あまり時間のない社会人の方も挑戦できると思います!
ハングル検定5級とのレベルの差はどれくらい?
公式HPでは、5級のレベルが「60分授業を40回受講した程度」、4級のレベルが「60分授業を80回受講した程度」と記載されています。なので、単純計算で2倍の勉強量が必要な試験となります。
そして私個人的には、以下のようなレベルの差があると感じました。
4級:韓国語初級後半の内容(テキスト「できる韓国語」の初級Ⅱを終えたレベル)
できる韓国語のテキストを終えたから合格できる!というわけではなく別途ハングル検定対策も必要ですが、韓国語初級を一周した方は4級受験に進むのがおすすめです!
実際に使ったおすすめのハングル検定4級対策テキスト
①はじめてのハングル能力検定試験
ハングル検定4級の出題範囲の単語や文法がまとまった一冊です。試験での問題の出方についても詳しく書かれているので、ハン検対策の一冊目にぴったりだと思います◎
模擬試験もついているので、実際の試験と同じ流れで問題を解く事もできます。
しかし、これだけだと問題数が少ないのが気になるところ。
このテキストを何周かした後は以下の問題集を解きました。
②ハングル能力検定試験実践問題集
このテキスト、ハン検準2級受験まで各級買い続けました。本当に問題数が多い…!!
本試験9回分以上に相当する問題がどっさり。こんなに解きたくない!もういい!と思えるくらい、ひたすら試験範囲の問題を解くことができる一冊です(笑)
正直、これを何周かすれば合格間違いなしだと思います。このテキストにも模擬試験がついているので試験さながらの練習も可能です◎
ハングル検定4級におすすめの勉強法
ハングル検定4級に合格するには、以下のステップがおすすめです。
②ハングル検4級の模擬試験・過去問を一度やってみる(レベルの確認)
③試験範囲の単語・文法のチェック
④足りない部分を勉強しながら問題集を何周も解く
韓国語初級は、先ほども少し触れた「できる韓国語初級Ⅰ・Ⅱ」がおすすめ。私もこのテキストで韓国語学習を進めました!
初級のテキストに迷っている方はぜひチェックしてみて下さいね。
「初級の範囲はもうある程度終えた!」という方は、ぜひ模擬試験を試験と同じように時間を測って解いてみて下さい。試験本番までに何を勉強すれば良いのか・自分に何が足りないのかがハッキリと見えてきます。
その後苦手分野を中心に問題をくり返し解きましょう!
私は最低でも問題集を5周は解くようにしています。解けなかった問題や知らない単語にチェックをつけて、それらも完全に解けるようになるまでくり返すと試験対策バッチリです!
ハングル検定4級の合格に必要な勉強時間
先ほどもお話ししたように、ハングル能力検定協会によると4級合格には80時間の勉強が必要とのこと。
この計算だと1日1時間の勉強でも2ヶ月半で合格できるということになります。
ただ、上の例は「集中してスムーズに勉強が進んだ方」の場合かと思います。
私のように独学で韓国語をゼロから始める方なら、5〜6ヶ月間、毎日1時間ほど勉強できる環境があると焦らず試験に挑戦できるなと感じました。
ハングル検定5級をとばして4級受けるのは可能?
個人的には、初級の知識がばっちりな方であれば4級から受験するのも問題ないかと思います◎
私は初級学習をひと通り終えてから4級・5級を併願で受けましたが、4級のみの受験でも良かったな…と後から感じました。
韓国語の基礎が整っている方は、ぜひ4級からチャレンジしてみて下さいね。
試験当日に準備しておくもの
私が持っていったものは以下の5つ。
・シャーペン、消しゴム
・身分証明書
・腕時計(時計のない部屋で受験する可能性があります)
・直前まで復習しやすい教材(私は問題集を持っていきました)
腕時計はスマートウォッチNGです!時計表示のみのものを用意しましょう。
ハングル検定試験会場の雰囲気
私がハングル検定4級を受けた会場は大学の中の教室でした。(その地域によって受験会場は違うのですが、学校での開催が多い印象です。)
みなさんの住んでる地域だとどこで受けられるのか、ぜひ下記のURLからご覧下さい!
初めて来た人でもハングル検定の会場がわかるように、案内書き・サポートスタッフの案内がありました。
試験開始後の30分がリスニング、その後に筆記(マークテスト)です。間に休憩はないので、リスニングでうまくいかなくても気持ちを切り替えて筆記に進みましょう!
試験結果はいつ発表されるの?
結果は試験の約1ヶ月後に書類で送られてきます。
試験終了後その日のうちに、協会HPやSNSで正答発表があります。なのですぐに自己採点ができるようになっています!
試験中に余裕のある方は、問題用紙に自分の選んだ答えを書いておきましょう。自己採点がしやすくなります。
ハングル検定能力試験4級に挑戦しよう!
今回は、ハングル検定4級についてお話させていただきました。
5級を受験してステップアップする方・初めての受験を検討している方…さまざまな方がいらっしゃると思います。
今回の記事を参考に、少しでも多くの方がハン検4級合格に向けて勉強を進めて下されば嬉しいです!
私も更なるステップアップに向けて頑張ります。
それではまた次の記事でお会いしましょう!