こんにちは!推しと話したい韓国語のmiecoです。
私が韓国語の初級を勉強し始めた頃、こう思ったことがありました。
「この初級の勉強が終わった時点でどれくらい韓国語ができるようになるんだろう?」
”韓国語 初級 勉強時間”
とネットで調べても、実際に勉強した人の経験談はあまり見つからず。
「初級を終えたくらいじゃ大したことは出来ないのかな」と想像してしまうこともあったのですが、実際は全くそんな事ないです。
初級の勉強を終えると、韓国語がわからない状態でアイドルやドラマ・旅行を楽しんでいた頃とは全く世界が違います。
楽しめる幅がかなり広がるので、ぜひ初級だけでも挑戦して欲しい!と思い、今回の記事をつくりました。
今回は、実際に韓国語を独学で勉強する私が”韓国語初級をマスターしたらできること”についてお話します!
この記事を読むと韓国語学習の一歩を踏み出した先が見えるようになります。ぜひご覧下さい!
”韓国語の初級”のレベルを知ろう
初級ってどのレベルを言うんだろう?イメージが湧きにくいな…
まずは先に”初級”と呼ばれる範囲がどこまでなのかを明確に知っておきましょう!
韓国語には”英検””TOEIC”のような、その語学の能力を測る試験があります。
TOPIK(韓国語能力試験)という試験なのですが、この試験の初級に当たる”TOPIK Ⅰ”をもとに初級のレベルを見てみましょう。
評価等級 評価基準 TOPIKⅠ (初級)
1級 ・自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語(ハングル)を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。 ・約800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。
・簡単な生活文や実用文を理解し、構成できる。
2級 ・電話やお願い程度の日常生活に必要な言語(ハングル)や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。 ・約1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる。
・公式的な状況か非公式的な状況かの言語(ハングル)を区分し、使用できる。
この評価基準を元にすると、初級とは
・1500〜2000個の単語を知っていて、会話で使える
というイメージかと思います。
私も実際に初級を終えた〜!!と思った時は、この2つを達成していました。
単語1500〜2000個って…結構多くない!?
そう思った方もいると思います。しかし仮に2000個でも、1日10個覚えると半年ちょっとで終わる計算に。なんだか出来るような気がしませんか?
私も「いや絶対そんなに覚えられないわ…」と思っていたのですが、半年かけて少しずつ覚えられました。
また2000個を必死に暗記するというより、勉強しながら自然に覚えていく単語がほとんどです。数字だけ見ると大きいですが、気負わずに勉強を進めてみましょう!
韓国語初級の勉強を終えた人が出来ること5つ
初級を終えた後って思ってた以上に色々な事が出来るようになっています。
実際に私が初級を終えた後に感じたのは
②身近な話題の文章(日記や友人とのSNSでのやりとりetc…)を読んで理解できる
③韓国語の試験TOPIKⅠの2級・ハングル検定4級に合格できる
④自分の感情や意思を韓国語で伝えられる
⑤推し活動がどんどん楽しくなる
この5つでした。本当に良いことづくしなんです…!細かくお話ししていきますね。
ゆっくりとしたスピードの会話なら内容がほとんど理解できる
ゆっくりってどのくらい?曖昧でわからないよ
例えるなら、初級を終えた人はこれを(動画開始33秒〜)を聞き取れるくらい!
アイドルやドラマの言葉も、再生速度を遅くするとわかる事が増えているはず。
もちろん中級以上の単語や文法もあるので全てを理解するのは難しいですが、”ニュアンスが何となくわかる”状態です◎
身近な話題の文章(日記や友人とのSNSでのやりとりetc…)を読んで理解できる
初級を終えた後は、ネイティブの方とカカオトーク等のSNSを通じて色々な会話が出来るレベルになっているはず。
例えば
こういった内容なら、翻訳を使わなくても読めるはず。
アイドルを好きな方なら、推しの”bubble”や”インスタの投稿”、公式のTwitter情報を翻訳なしで理解できることも。すっごく嬉しくないですか…!?
韓国語の試験TOPIKⅠの2級・ハングル検定4級に合格できる
初級を終えていれば、韓国語の試験にも合格できます◎
念入りな試験対策をしなくても、過去問や頻出する内容をひと通り確認すれば大丈夫です。
私も初級をしっかりと終えてからこの二つの試験を受験しました。つまずいたり”難しすぎる…”と感じることなく試験に挑めました!
\韓国語の初級試験に関する記事はこちら!/
自分の感情や意思を韓国語で伝えられる
「今日は○○したんだけど〜でね…」「私は○○が好き!好きになった理由は〜…」のような、日常的な内容なら問題なく出来ます◎
私は推しのアイドルとのヨントンでスムーズに話せた時、韓国語やってて良かった〜〜〜〜!!!!と心から思いました(笑)
あとはYoutubeやインスタに韓国語でコメントができるようになったのも嬉しかったです。
推し活動がどんどん楽しくなる
先ほどからちょこちょこと話してしまっていますが(笑)
推しのSNS投稿や会話・曲を翻訳なしで楽しめるようになってきたり、自分も韓国語で気持ちが伝えられるようになったり。
ヨントンやペンサの短い時間でも、話したいことをしっかり話せるようになったり…
翻訳や字幕を通してもじゅうぶんに楽しめますが、”自分の知識でわかる”のはまた違う感覚。アイドル好きには良い事づくしです!
韓国語初級マスターに必要な勉強時間は?
韓国語初級には一般的に200時間の勉強が必要といわれています。おそらくネットで調べてもそう出るはずです。
人によっても違うだろうし、実際どうなの?200時間で終わるの?
はい、私もそう思ってました。「誰が計算した200時間なんだろう?」と。
なので私の勉強時間をざっくりとお話します。
・毎日勉強したわけではない
・仕事がある日は1〜2時間、休みの日は3時間くらいやっていた
・勉強した内容は韓国語の文字・発音・初級の単語と文法
初級を勉強していた頃はこんな感じだったので、単純計算だと
・180日(6ヶ月を毎月30日とする)ー40日(勉強しなかった日の合計)=140日
・140日×2時間(日々の勉強時間)=280時間
この280時間と、そこに韓国語初級の内容を”復習して理解する時間”を含めたら300時間以上はかかっていたと思います。
私は勉強自体が得意な方ではないので、ゆっくりペースだったと思います。
という事で、私の体感だと韓国語初級をマスターするためには200〜300時間の勉強時間が必要になります。
200〜300時間って…想像しにくいなぁ
そう思った方は「毎日何時間を勉強に当てられるか」をもとに考えると分かりやすいです◎
例えば1日1時間なら200〜300日(7ヶ月〜10ヶ月)で終えられます。
そして、200〜300時間はあくまでも目安なのでこれより時間がかかっても全然大丈夫!人によって理解のペースは違いますし、初級は”基礎固め”なのでしっかり勉強するに越した事はありません。
先を急いで勉強すると、中級に入った途端難しく感じてしまったり、見ないフリをしていた苦手分野に苦しめられる時があるはず。
なので念入りに初級を勉強するのはとっても良い事です◎
韓国語の勉強で大切なのは「人と比べないこと」「ゆっくりでもいいから継続すること」だと多います。
焦らず自分のペースで勉強を続けるのが大切!
私の今までの勉強の仕方を話した記事もあるので、ぜひご覧ください。⬇︎
韓国語初級の勉強を終えた後は何をすればいい?
初級を終えた後は「復習」「中級以降の学習」の2つを行うのがおすすめです◎
・中級の学習教材を使って単語・文法の勉強
・オンラインレッスンやネイティブの知り合いを通じて会話の練習
・Youtubeで「韓国語 初級」と調べてリスニングの練習
上記のような勉強をバランスよく行うと、中級にすんなり進めます!
まとめ
今回は”韓国語初級をマスターしたらできること”についてお話しました。
初級がわかるだけでも、出来ることは本っっ当に沢山あります。思っていた以上に韓国語が理解できるようになった自分に驚くこともあるはず。
何よりも、勉強は毎日じゃなくても大丈夫です。私も勉強しない日は全然ありましたし、今もあります。
○○時間やらなきゃ!毎日しなきゃ!と自分にプレッシャーをかけたら、やりたくなくなってきちゃいます。むしろ勉強しない日にしっかり休んで、また再開することの方が大切です。
とはいえど「じゃあずっと1日5分だけでもいいの?それで上達する?」聞かれたら、それはNOです。上達は難しいはず。
この記事が、韓国語に興味をもつ勉強のきっかけになれたら嬉しいです。他にもさまざまな韓国語学習に関する記事を上げていますので、ぜひ他の記事もご覧ください♩
それではまた次の記事でお会いしましょう!