こんにちは!推しと話したい韓国語のみえこです。
今回は、「韓国語文法の勉強方法」についてお話ししたいと思います!
文法の勉強、なんだか苦手…という方も多いのではないでしょうか。韓国語は文法ひとつを覚えるにも活用や発音の変化がややこしかったり、似たような文法がたくさんあって使いこなすのが大変ですよね。
私の周りにも「ハングルはわかるけど、文法がよくわからなくて諦めた」という友人が何人かいます。
私自身も韓国語を勉強したての頃は(本当にこれ使いこなせるようになるのかな…?)と不安になりながら勉強していましたが、試行錯誤しながら約3年半の韓国語学習で上級文法まで進むことができました!
はじめに伝えたい、韓国語文法学習のポイント
韓国語初級者の方はノートをとるのが断然おすすめ!
勉強をするとき、ノートをつくる方もつくらない方もいらっしゃいますよね。
覚えることが多い時やノートをとる時間がむしろ非効率な時はノートをとらない勉強法も良いのですが、韓国語初級〜中級の文法学習ではノートをとることをおすすめします!!
自分の言葉でノートにまとめることでテキストや動画などで学んだ文法の内容の理解が深まり、ハングルを書き慣れるための練習にもなります。
韓国語会話では、初級〜中級で学ぶ文法が多く使われます。
急がず丁寧に時間をかけて理解していくことで、実際の会話でもすらすらと言葉が出てくるようになるので、ぜひノートを用意してみてください◎
初級〜中級の文法があれば、韓国語は話せるようになる
先程もお話しした通り、初級〜中級の文法知識があれば韓国語は話せるようになります!
私も「できる韓国語中級Ⅰ」という韓国語初中級のテキストを終えた辺りから、ネイティブの方と日常的な会話が自然にできるようになりました。
このできる韓国語中級Ⅰまでで学んだ文法の数は、約130個。
多い…!!と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ルールの似た文法なども多くあります。ゆっくり丁寧に学んでいけば、どんな方でも必ず理解できるようになるので、安心して取り組んでみてください◎
この130個の文法を1日1つ・週に3回勉強していけば約10ヶ月で韓国語文法の基礎を使いこなせるようになります。そう思うと、なんだかできるような気がしてきませんか?
それでは次に、私が実際に行っている文法学習法を4ステップでお話します!それぞれ細かくお話ししていきますので、ぜひ最後までご覧ください◎
私が行っている韓国語文法の勉強法
ここからは私の文法学習法をお話しします!必要なものは、テキスト・ノート1冊・ペンのみです。
1時間〜1時間半ほどあれば以下の4ステップで勉強できるかと思いますので、時間のとれる日にお試ししてみてくださいね。
ステップ①韓国語文法のテキストを1冊用意、まずは文法のルールを知る
まずは文法が紹介されているテキストを1冊用意します!
今は韓国語初心者の方に向けてたくさんのわかりやすいテキストが販売されているかと思います。逆にどれを選べばよいかわからない…と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに私は先ほどもお話しした通り「できる韓国語シリーズ」を使って、初級〜中級文法の勉強をしました。
とってもわかりやすくて、このテキストを進めていくうちにいつの間にか「あれ?韓国語がわかるようになってるかも…」と上達を感じられるような文法書です!
\初級レベルの2冊はこちら/
「できる韓国語」は学校の教科書のような真面目さ・丁寧さが特徴です。逆にあまり勉強感の強くないテキストを使いたい…という方には「やさしい基礎韓国語」「やさしい初級韓国語」の2冊もとってもおすすめです◎
テキストを用意したら、まずは1日1文法を目標に勉強していきます!その文法の基礎的なルールを確認しましょう。
・日本語で例えるとどんな表現?
・注意するべきポイントは?
テキストにある例文を読んで、具体的な使い方をイメージしながら理解を深めていきます。
ステップ②テキストを読んで疑問に感じたことをメモしておく
・会話ではどんなニュアンスで使う?
・活用変化でどんな風に変わる?
など、文法を勉強しているとテキストを読むだけでは掴めない疑問が出てくるかと思います。
私は疑問に感じたことを必ずメモするようにしていました!メモをしておけば後から必ず調べようと思えますし、どんなことを疑問に思ったのか忘れずに済むからです。
そしてひと通りテキストを読んだあとは疑問に感じたことを調べていきます。
韓国語学習者向けのサイトを使う時もあれば、Youtubeの文法解説動画を見ることもあります。初級〜中級の知識であればある程度の疑問は調べれば解決できます◎
\私のおすすめの韓国語学習Youtubeチャンネルはこちら/
それでも理解が難しい時はオンラインレッスンで講師の方に聞いてみるのもおすすめです。私はレッスンまでに聞きたいことをいくつかメモしておいて、もやもやがすっきりするよう説明してもらうこともあります◎
こんな風にとにかく疑問を残さず、文法の大まかな内容を頭で理解するよう意識しています!
ステップ③大まかな文法ルールをノートにまとめる
文法のルールを理解して疑問もスッキリ解決しましたら、次はノートに学んだ内容をまとめていきます!
文法は自分の言葉でノートにまとめることで、より理解が深まります。ノートを見返した時にすぐにその文法のことを復習できるよう、自分にとって必要な情報を書いていきましょう。
ちなみに私の韓国語初級〜中級学習時のノートはこんな感じです。
特にキレイにまとめたわけでもなく何の変哲もないノートですが、私が見返した時に理解しやすいように文法のルールと例文・テキストに付属の問題をまとめていました。このノートは何度も何度も読み返した思い出があります!
ステップ④その文法の例文をいくつかノートに書く
ノートには学んでいる文法を使った例文をいくつか書いておくのがおすすめです。例文があると、見返した時にその文法の使い方がイメージしやすくなります。
例文はテキストにあるものをそのままうつしても良いのですが、「例文の内容を自分ごとに置き換える」と更に理解が深まります!
初級の頃は主語を自分の友達の名前にする・食べ物の名前を変えるなどの置き換えのみでもじゅうぶんです。その時わからない単語を調べることで、新しい韓国語表現も学べます◎
韓国語文法を復習する時におすすめの勉強法
ここからは私が効果を感じた文法の復習方法についてお話しします!
必要な道具は何もなし。すきま時間でもできる方法となっています◎
その文法の内容を人に教えるつもりで喋ってまとめてみる
これは、覚えた文法を’講師として誰かに教える’イメージで口に出してみるという方法です。
ノートやテキストを見ずに文法についてアウトプットしてみることで、どこの理解が曖昧なのかがハッキリわかります。
何もない空間に向けて話すのに抵抗がある方は、ぬいぐるみに向けて話す・動画を撮りながら自分に向けて話すのもおすすめです◎
私はよく、シャワーを浴びながらぶつぶつと話していました(笑)
できるだけ自分の言葉に噛み砕いて例文を交えながら、まさに授業をするかのように話してみるのがポイントです。うまく話せなかった部分は後からテキストやノートを見返して復習するようにしています!
‘1日1つ’文法を決めて、頭の中で例文をたくさん作る
これも私が韓国語初級を勉強していた時によく行っていました。
「勉強した文法の中から特に自信のないものを1つ選んで、1日中頭の中で例文を作り続ける」という復習方法です!
通勤時間・仕事中の合間の時間・お風呂の中・寝る前など、ほんの少し時間があればできる方法なのでどこでもできちゃいます。
おすすめは外に出たとき。目にうつるものを使ってひたすら例文を作れるので、人と待ち合わせをしている時・フラっとお買い物に出た時はよくこの方法で復習していました。
韓国語試験に向けての文法勉強法〔試験向け・暗記重視〕
韓国語上級試験(特にハングル検定1〜2級)になると覚えなければいけない文法が一気に増えてしまい、1つ1つ丁寧に覚えるのがなかなか難しいです…。
トウミ上級に記載のある文法は、なんと約200個。まだこんなにも知らない文法があるの…!?と衝撃を受けました。
そのため、今は新しい方法で文法を覚えることを試みています!
②以下の内容を調べながら書き込んでいく
・文法項目
・日本語訳
・例文と覚えておきたいことのメモ
③日々復習しながら、例文がすぐに頭に浮かぶようにする
実際に使える文法の勉強法というよりは試験のための、韓→日に訳すための勉強なので、初級〜中級ではこの方法はやっていません。暗記重視になってしまうので、試験が終わったら一つ一つあらためて丁寧に学んでいきたいなと思います…!
ハン検やTOPIK上級のために文法を勉強したい方にはこの方法もアリですが、”話すための韓国語”を勉強するなら先ほど紹介した4ステップの勉強法がおすすめです。
まとめ
今回は私の韓国語文法学習法についてお話ししました!
文法を覚えると会話での表現の幅がグッと広がります。「文法学習めんどくさいなぁ…」と思ってしまう日もありますが、続けていくと韓国ドラマや推しの動画を見た時に聞こえてくる韓国語が増えて嬉しくなる瞬間が必ず来ます!!
私もまだまだ道半ばなので、上級表現も難なく使いこなせる日を目指して頑張っていきたいと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう〜!!